第4回地域鑑賞会のお知らせー津久田人形芝居櫻座ー
渋川市赤城町津久田地区に江戸時代から伝わる津久田人形芝居は、三人遣(つか)いの浄(じょう)瑠(る)璃(り)系操作の人形芝居で、かつては桜森(さくらもり)八幡宮(はちまんぐう)の春季例大祭で奉納(ほうのう)されてきました。桜森八幡宮境内(けいだい)に残る舟底式の人形舞台及び保有する38個の人形の頭(かしら)は、昭和26年(1951)に群馬県宝物として県の文化財指定を受け、昭和58年(1983)に群馬県重要有形民俗文化財に指定されました。
第4回地域鑑賞会(第12回ぐんま街・人・建築大賞受賞記念)
第12回ぐんま街・人・建築大賞受賞を記念して第4回地域鑑賞会を開催します。
とき
10月12日(土曜日)午前11時30分~
(補足)雨天・荒天の場合は翌日に延期(延期の場合は、市HPでお知らせします。)
ところ
津久田の人形舞台
(渋川市赤城町津久田313-2)
駐車場
渋川市赤城北中学校校庭
(渋川市赤城町津久田2280)
入場料
無料
公演内容
公演演目 | 時間 | 公演団体 |
開会式 | 11:30 | 津久田人形芝居櫻座 |
三番叟(さんばそう) | 11:45 | 津久田人形芝居櫻座 |
傾城阿波の鳴門 (けいせいあわのなると) |
12:00 | 津久田小人形クラブ |
モチモチの木 | 12:50 | 手作り人形劇「つ組」 |
傾城阿波の鳴門 (けいせいあわのなると) |
13:40 | 津久田小人形クラブ |
鎌倉三代記 | 14:30 | 津久田人形芝居櫻座 |
千秋楽 | 16:10 | 津久田人形芝居櫻座 |
閉会式 | 16:20 | 津久田人形芝居櫻座 |
演目紹介
三番叟(さんばそう)
舞台開幕の祝儀として舞台の四方で躍動的に地固めをし、天下泰平五穀豊穣を祈る舞です。
傾城阿波の鳴門(けいせいあわのなると)
徳島藩(阿波藩)のお家騒動を題材にした十段の時代物です。
津久田小学校の子どもたち11名がクラブ活動で一生懸命練習しました。
モチモチの木
幼い豆太とやさしいじさまの心温まる物語です。
伝統的な人形浄瑠璃だけでなく、子どもたちにも幅広く親しめる現代劇があるといいなと考えた
地元有志の手作り人形劇「つ組」の皆さんが演じます。
鎌倉三代記
大阪夏の陣を背景にして、徳川と豊臣の戦いを北条氏と御家人の争いに置き換えた演目です。
津久田人形芝居櫻座の皆さんが演じます。
千秋楽
芝居興行の終わりを告げる演目です。今では千秋楽という言葉は様々な催しの最終日として使われています。
ちらし
その他
津久田人形に関する展示を渋川市赤城歴史資料館でご覧いただけます。
問い合わせ
渋川市教育委員会文化財保護課:0279-52-2102