新型コロナウイルスに関する市長メッセージ(令和2年12月4日)
先週土曜日から、群馬県の「社会経済活動再開に向けたガイドライン」警戒度が3に引き上げられました。
全国的にも感染の拡大が続き、一部地域では不要不急の外出自粛も要請されています。
そのような中、昨日、市内の飲食店でクラスターの発生がありました。
陽性となった方の一日も早い回復をお祈りするとともに、感染がこれ以上広がらないことを願います。
市内で初めてのクラスター発生に、驚き、不安に思う方も多いと思いますが、感染した人やその行動を非難することなく、正確な情報に基づき相手に寄り添った冷静な対応をお願いします。
全国的にも感染経路の不明なケースが増加し、いつ、だれが、どこで感染するか、感染させるか、分からなくなってきています。
改めて市民の皆さんに、次のことをお願いしたいと思います。
- 3密となる場所など、感染リスクの高い場所への外出は自粛してください
- 高齢者や基礎疾患のある人など、重症化リスクの高い人は、なるべく不要不急の外出は控え、外出の際は感染防止策を徹底してください
- 国が示している「感染リスクが高まる5つの場面」では、特にマス クの着用、手洗いの徹底など基本的な感染防止対策をしっかりと行ってください
(1)飲酒を伴う忘年会
- 飲酒で気分が高揚したことにより大声になり飛沫が拡散
- 回し飲みや箸の共用は感染リスクが増加
- 5人以上の飲食では大声になり、飛沫が飛びやすくなる
- マスクなしの近距離での会話は飛沫による感染リスクが増加
- 長時間にわたり閉鎖空間が共有されることにより感染リスクが増加
- 休憩室、喫煙所、更衣室などで感染の疑われる事例が多く発生
4.熱がある場合は、外出しない。また、風邪や体がだるいなどの症状がある場合は熱がなくても外出を控えるか、かかりつけ医に相談してください
昨日、患者を受け入れる県内医療機関の病床稼働率が40%を越えたと、県の発表がありました。これ以上感染が広がると、医療体制のひっ迫にもつながってしまいます。
一人ひとりのしっかりとした対策が、何よりも感染防止につながります。今一度「新しい生活様式の実践」「感染リスクが高まる5つの場面を避ける」を徹底し、この難局を乗り切るよう共に頑張っていきましょう。
令和2年12月4日
渋川市長 髙 木 勉
掲載日 令和2年12月4日
更新日 令和3年1月12日