新型コロナウイルスに関する市長メッセージ(令和3年5月7日)
本日の県知事定例記者会見で、県内の新規陽性者が96人、渋川保健所管内の直近1週間(5/1~7)における人口10万人あたりの新規感染者数が2.3人と発表されました。
私もこれまで以上に、強い危機感を持っています。
全国的にも、感染の拡大に歯止めがかからない状況が続き、東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に発令されていた緊急事態宣言は、5月31日まで延長され、新たに愛知県、福岡県も追加となりました。
現在、群馬県の社会経済活動再開に向けたガイドラインに基づく警戒度も最高レベルの「4」となっています。
市民の皆さんも、一人ひとりが強い危機感を持って、改めて次の感染防止対策の徹底を心掛けていただきたいと思います。
- 3密(密閉、密集、密接)の回避
- 手指の消毒
- マスクの着用
- 5つの場面(次の1~5)の回避
- 飲酒を伴う懇親会など
- 大人数や長時間におよぶ飲食
- マスクなしでの会話
- 狭い空間での共同生活
- 居場所の切り替わり(仕事での休憩時間に入った時など)
- 不要不急の外出自粛
- 会食等を行う場合は普段から一緒にいる人と少人数、短時間で。会話時はマスクを着用
感染者が増えることで、ようやく始まったワクチン接種にご尽力いただいている渋川地区医師会の皆さんをはじめ、多くの医療従事者の方々へ多大な負荷をかけてしまいます。強い使命感を持って、懸命に検査や診察、治療にあたってくれている医療関係者の皆さんに、改めて感謝の気持ちを強く表すとともに、これ以上負担をかけないよう「うつらないための行動」を実践しましょう。
大切な人の命、平穏な日常を守るためには、一人ひとりが自覚を持ち、新しい生活様式を実践し、我慢と努力を積み重ねていくしかありません。ぜひ、皆で、この難局を乗り切っていきましょう。
また、再三のお願いになりますが、感染してしまった方の特定や行動の詮索、誹謗や中傷などがなされないよう、改めて冷静で思いやりのある対応を心からお願いします。
予断を許さない困難な状況ではありますが、今は皆で我慢を重ね、少しでも早く制約のない生活が送れるよう日々頑張っていきましょう。
私も強い気持ちで、市民の皆さんの命と生活を守るため懸命に頑張ります。
令和3年5月7日
渋川市長 髙 木 勉