渋川市は、令和元年度に渋川駅前プラザの2階に「創作こけしギャラリー」を開設し、渋川こけし人形会と連携しながら、市内外に向けた創作こけし産業の周知や創作こけし作家の紹介を実施しています。令和7年度からは、さらなる魅力発信のため、作家個人の作品や個性に注目した企画展示を開催します。
この企画展示は、1カ月ごとに展示する作家の作品を入れ替え、1年間で様々な作家の作品を見ることができるように計画しています。なお、様々な作家の作品を展示する通常展示も継続して行っています。企画展示及び通常展示は、下記の時間等で開催しますので「創作こけしギャラリー」へお越しください。
第2回目は、現代の名工であり、黄綬褒章を受章された創作こけし作家の第一人者の一人である「青木蓼華」の作品を展示します。
昭和6年渋川市に生まれ、65年間近代こけし製造に携わり、川合玉堂画伯門下生野沢蓼洲(のざわりょうしゅう)に日本画を学ぶ。創作こけしの制作にあたっては、日本画特有の作風を身につけ、優雅、温もり、優しさなど穏やかな気品ある「こけし」を生み出しました。
代表作としては、鶴姫武者像、追憶、こけし如来など数多くの作品があります。
予定となりますので、実際の展示とは異なる場合があります。また、今後の予定について決まりましたら、随時更新いたします。
関口三作氏(昭和53年度現代の名工)に弟子入りし、創作こけしを学ぶ。全日本こけしコンクール展をはじめ、全群馬近代こけしコンクール等で数多く受賞。平成23年卓越技能賞(現代の名工)、平成27年黄綬褒章を受章。現在も渋川市内に工房を構え、作品作りに取り組んでいます。
:
(C) 2015 渋川市