バイオ医薬品(バイオテクノロジー応用医薬品)は、遺伝子組換え技術や細胞培養技術などを応用し、 生物が持つタンパク質(ホルモン、酵素、抗体等)を作る力を利用して製造される医薬品のことです。元々は、 体内で不足する生理活性タンパク質を補う目的で開発が始まりましたが、近年では、標的分子への特異性が高く難治性疾患(がん、血液疾患、自己免疫疾患等)にも優れた治療効果を示す、抗体医薬品の開発が進んでいます。
バイオシミラー(バイオ後続品)は、国内で既に承認・販売されているバイオ医薬品(先行バイオ医薬品)の特許期間・再審査期間満了後に、異なるメーカーから販売される、先行バイオ医薬品と同等/ 同質の製品です。薬価は原則として先行バイオ医薬品の70%に設定されるため、患者・家族の経済的な負担の軽減につながることが期待されています。
厚生労働省リーフレット「バイオシミラーってなに?」(新しいウィンドウが開きます)
厚生労働省ホームページ「バイオ後続品(バイオシミラー)」促進特設サイト(新しいウィンドウが開きます)
(C) 2015 渋川市