帯状疱疹ワクチンには2種類あります。接種方法や回数に違いがありますので、医師にご相談ください。
種類 |
乾燥弱毒生水痘ワクチン 「ビケン」(生ワクチン) |
乾燥組み換え帯状疱疹ワクチン 「シングリックス」(不活化ワクチン) |
接種回数 | 1回 |
2回 (2回目接種は1回目から2か月あけて行う) |
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉内注射 |
以下の全てに当てはまる方が対象となります。
(補足)補助の回数は1人につき、生ワクチン「ビケン」1回又は不活化ワクチン「シングリックス」2回のみの助成となります。
ワクチン |
乾燥弱毒生水痘ワクチン 「ビケン」(生ワクチン) |
乾燥組み換え帯状疱疹ワクチン 「シングリックス」(不活化ワクチン) |
助成額 | 6,000円/回 | 15,000円/回 |
ただし、接種費用が市が定めた助成額に満たない場合は接種費用を助成します。
令和7年4月1日から令和8年3月31日
直接医療機関に連絡し、接種を受けてください。(予診票は各医療機関に置いてあります)
医療機関窓口にて各医療機関の接種費用から助成額を引いた金額をお支払いください。
令和7年度行政措置帯状疱疹予防接種実施医療機関一覧(pdf 73 KB)
事前に保健センターにご連絡ください。予診票などの必要書類を送付します。届いた予診票を持参し、接種を受けてください。
また、接種費用については医療機関窓口にて全額お支払いください。その後、申請を行うことにより助成額を上限に助成を行います。
令和8年3月31日まで(令和8年3月に接種を行った場合は令和8年4月3日(金曜日)まで)
接種完了後、次の書類を保健センター窓口または郵送にて提出してください。
領収書で接種費用を確認できない場合は明細を添付
事前連絡のあった方に予診票と一緒に送付します
運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード等
通帳またはキャッシュカード
いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。
帯状疱疹に対する効果 | 生ワクチン | 組換えワクチン |
---|---|---|
接種後1年時点 | 6割程度の予防効果 | 9割以上の予防効果 |
接種後5年時点 | 4割程度の予防効果 | 9割程度の予防効果 |
接種後10年時点 | ― | 7割程度の予防効果 |
合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。
ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。
頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
主な副反応の発現割合 | 生ワクチン | 組換えワクチン |
---|---|---|
70%以上 | ― | 疼痛(補足) |
30%以上 | 発赤(補足) | 発赤(補足)、筋肉痛、疲労 |
10%以上 | そう痒感(補足)、熱感(補足)、腫脹(補足)、疼痛(補足)、硬結(補足) | 頭痛、腫脹(補足)、悪寒、発熱、胃腸症状 |
1%以上 | 発疹、倦怠感 | そう痒感(補足)、倦怠感、その他の疼痛 |
(補足)ワクチンを接種した部位の症状について、各社の添付文書より厚生労働省において作成したもの。
以下の方は、接種を受けることができません。
また、以下のような場合は接種を受けることができませんので、治ってから受けるようにしてください。
生ワクチンの接種を希望される場合、上記に加えて、病気や治療によって、免疫の低下している方は接種できません。
以下の方は、接種にあたって注意が必要なので、あらかじめ医師に相談してください。
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