半田中原・南原遺跡の弘仁9年の地割れ跡
渋川市の遺跡というと、金井東裏遺跡や黒井峯遺跡・中筋遺跡や宮田諏訪原遺跡のように榛名山の火山噴火と関連するものが耳目を集めています。
しかし、数的に渋川市内の遺跡の大半を占めるのは、奈良時代や平安時代など古代の遺跡です。この時代の遺跡は、それぞれの遺跡単体では地味ですが、遺跡どうしのまとまりや時系列を追いかけていくと、実に面白い内容が見えてきます。また、さまざまな遺跡を通して、古代の人々の暮らしについても、垣間見えてきます。
渋川市は、県内最北の条里制地割と言われる有馬条里が造られたり、金井製鉄遺跡では最新式の竪型炉を用いて製鉄が大規模に行われ、群馬郡内の主要な鉄供給源となったりした場所です。国府より北の地の中心地の1つでした。
今回は、こうした古代渋川の歴史をさぐっていく展示を行います。
(1)荒野からの復興
(2)新時代への胎動
(3)律令国家の成立
(4)開発の時代へ
(5)古代の人々の暮らし
(6)変わりゆく古代社会
令和6年3月20日(水曜日)から令和6年6月16日(日曜日)
渋川市北橘歴史資料館企画展示室
午前10時~午後4時
月曜日・火曜日(4月29日(祝日)、5月6日(祝日は除く)・3月21日(木曜日)
大人 | 大学・高校生 | 中学生以下 |
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200(160円)円 | 100(80)円 | 無料 |
(補足1)()内は20名以上の団体割引
(補足2)65歳以上の人・障害のある人は入館料免除
企画展図録
(C) 2015 渋川市