渋川市赤城歴史資料館企画展開催のお知らせ
企画展「津久田人形芝居櫻座ー生誕300年、そして未来へー」
開催概要
津久田人形芝居は、渋川市赤城町津久田地区に江戸時代から伝わる3人遣いの浄瑠璃系の人形芝居で、昔は桜森八幡宮の春季例大祭で奉納されてきました。また、桜森八幡宮境内に残る舟底式の人形舞台と保有する38個の人形の頭は、昭和58年(1983)に群馬県指定重要有形民俗文化財に指定されています。
津久田人形芝居の起源は、いつから始められたかは明確ではありませんが、享保8年(1723)の「八幡宮操人数覚帳」に記録が残っており、八幡宮を氏神とする角田氏を中心に中組の氏子が人形を操り、次第に発展し、一人遣いから三人遣いになったようです。櫻座結成以降、数度の休座と再結成を経て、近年では平成25年(2013)に公益財団法人群馬県教育文化事業団の支援で群馬県内の有志の参加を呼びかけ、現在の津久田人形操作伝承委員会が発足しました。そして、令和5年(2023)10月、享保8年の櫻座の結成から300年を迎えたことを記念して、津久田人形芝居櫻座生誕300年祭が開催されました。
今回の企画展では、津久田人形や明治35年(1902)に八幡宮に奉納された大絵馬を展示し、津久田人形芝居櫻座の伝承活動や地域に残る貴重な文化財について紹介します。
会期
令和6年3月14日(木曜日)~6月30日(日曜日)
開催場所
渋川市赤城歴史資料館
(群馬県渋川市赤城町勝保沢110番地)
開館時間
午前9時00分~午後5時00分
(補足)令和6年4月1日から開館時間が変更になる場合があります。
ご来館の際は渋川市ホームページでご確認いただくか赤城歴史資料館へお問い合わせください。
休館日
月曜日・火曜日(4月29日(祝日)、5月6日(祝日)は除く)・3月21日(木曜日)
入館料
大人 | 高校・大学生 | 中学生以下 |
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200(160)円 | 100(80)円 | 無料 |
(補足1)()内は20名以上の団体割引料金。
(補足2)65歳以上の人・障害のある人と付き添いする人(1人)は入館料免除。
刊行物
解説図録
その他
発熱時はご来館をご遠慮いただきますよう重ねてお願いいたします。