六価クロムについて

最終更新日 2015年11月30日

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六価クロム化合物

環境中での動き

環境中へ排出された六価クロム化合物は、河川や海、土壌、水底の泥に存在していると考えられます。
土壌中に入った六価クロムは、少量の場合は有機物などとの反応によって容易に還元されて三価クロムに変化し、水に溶けにくい形になると考えられますが、大量に入ると六価クロムのまま土壌中に存在したり、地下水に入ります。

有害性情報

六価クロム化合物の毒性として、溶液にさわったり、非常に細かい粒子を含む蒸気を吸い込むことによって、手足、顔などに発赤、発疹が起こり、炎症が生じることが知られています。また、鼻の粘膜やのどへも炎症が生じやすく、ひどくなると鼻中隔の内部の組織にまで炎症が及ぶことがあります。
発がん性について、国際がん研究機関(IARC)は六価クロム化合物をグループ1(人に対して発がん性がある)に分類しています。日本でも、クロム酸製造従事者における肺がんが職業がんとして認定されています。
以上のような健康影響に基づいて、世界保健機関(WHO)では六価クロム化合物の飲料水の最大許容濃度を0.05ミリグラム/リットル としています。これに基づいて水道水質基準や水質環境基準が設定されています。

人が一般的に六価クロム化合物を体内に取り込む可能性があるのは、飲み水や呼吸によると考えられます。六価クロム化合物は細胞膜を透過しやすいので体内に吸収され、細胞内では直ちに三価へ還元された後、蓄積されたり、尿に含まれて排せつされると考えられます。また、飲み水によって体内に取り込んだ場合の排せつは比較的早いとの報告があります。

健康への影響について

市が供給する上水道は、水質を検査し、基準値を超過する物質を含んでいないことを確認したうえで供給しています。これまでに、スラグ砕石の影響と考えられる基準値の超過はありませんので、上水道の飲用による健康への影響はありません。

地表に露出した状態のスラグ砕石を直接食べたり、飲み込む可能性は低く、健康への影響は極めて低いと考えられますが、不要な立ち入りは避けてください。

環境基準等

  • 土壌溶出量基準 0.05ミリグラム/リットル 以下
  • 土壌含有量基準 250ミリグラム/キログラム 以下
  • 水道水質基準値 0.05ミリグラム/リットル以下
  • JIS道路用鉄鋼スラグ環境安全品質基準(2013年) 溶出量 0.05ミリグラム/リットル以下
  • JIS道路用鉄鋼スラグ環境安全品質基準(2013年) 含有量 250ミリグラム/キログラム以下

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渋川市市民部環境課環境保全係

群馬県渋川市石原80番地
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