このページの本文へ移動
トップ移住・定住渋川あたらしい暮らし記> 自然豊かな子育て環境を求めて、東京都内から家族で移住 美しい赤城山を望む新居で実感する、幸せな時間の流れ方

自然豊かな子育て環境を求めて、東京都内から家族で移住
美しい赤城山を望む新居で実感する、幸せな時間の流れ方

太田渉子さん、太田洋時さん夫妻と出窓から見える山
東京都内で知り合い結婚した30代のご夫妻が、子どもを授かったことをきっかけに渋川市への移住を決断。都内で暮らしながら土地を探し、理想の平屋を新築して、今はお子さんとともにゆったりとした渋川ライフを満喫しています。移住までの経緯や仕事へのスタンス、現在の暮らしぶりについて話を聞きました。

子育てを自然豊かな環境でしたいと考えたことが、移住のきっかけに。

太田渉子さん(以下、渉子さん):私の出身は山形県ですが、2010年から東京に出て仕事を続けてきました。勤務先は、携帯電話やインターネット通信で知られる情報通信企業で、本社で企画などの業務を担当しています。もともとリモート勤務を推奨してきた会社なので、渋川市に移住した今も変わらずに勤めを続けています。現在は子育てのために時短勤務制度を利用し、週4日は自宅でリモート勤務、週に一度、都内の本社に通う形をとっています。

渉子さんが笑顔で話されている様子

太田洋時さん(以下、洋時さん):僕は、東京生まれ、東京育ちなので、このような自然豊かな環境の中で暮らすのは初めてのことです。ただ、母の実家が長野県の小諸市にあるので、子どものころから夏休みなどを利用して滞在することはあって、自然を近くに感じて生活することの気持ちよさは体験していました。

 

渉子さん:私は以前の仕事をそのまま続けていますが、主人は移住のために仕事を変えてくれたんです。

 

洋時さん:それまでは都内の小学校の用務主事をやっていまして。朝がかなり早い分、帰りの時間も早いので、家事や育児に無理なく参加できたのが、僕たち夫婦にはとても合っていたんですね。住む場所としても住みやすい環境にいたのですが。

 

渉子さん:ただ、私が山形で生まれ育ったもので、妊娠してからは、子育てはどうしても自然豊かな場所でしたい、という想いが強くなって。それで、主人に移住を考えたいと伝えました。

 

洋時さん:妻の希望を聞いて、最初は少し驚きましたけど、特別反対する理由もなかったんですよね。自分としても子育てをのびのびとできる環境を得られるなら、それに越したことはないと思いました。

 

山が見える眺望

 

「移住フェア」での偶然の出会いが、渋川市への移住の扉を開く。

渉子さん:主人の合意を得たので、さっそく有楽町で開催されていた移住フェアに足を運びました。ちょうど、年に一度47都道府県が参加する「ふるさと回帰フェア」という大規模なイベントが開催される時期だったんです。日本中の自治体のブースが並ぶなか、最初は主人の親戚がいる長野県の佐久平あたりを狙っていたんですけれど、軽井沢に近いこともあってとても長い行列ができていて、その日は予約もできない状態だったんですね。

 

洋時さん:それで、少し地域の範囲を広げて群馬県の中之条町あたりのブースを見ようと順番を待っていたときに、渋川市の移住定住サポーターの方に声をかけていただいて。

 

渉子さん:渋川市のブースは比較的空いていてね。それで、そのときいらした移住定住サポーターの方が、ご自身が移住されるまでの経緯や現在の暮らしぶりについて、とても丁寧に話してくださったんです。しかも、「移住者同士が集まるバーベキューの会もあるんですよ」とお誘いいただき、日程も教えていただいたので、早速主人と参加してみることにしたんです。

 

洋時さん:僕たちにとっては、そのバーベキュー体験がとても大きかったですね。実際に渋川市に来てみて体感した風景の美しさが想像以上でしたし、市街地から少し車で走るとすぐに山に囲まれた美しい自然あふれる風景が広がることにも驚いて。市街地の利便性と自然豊かな地域の距離がとても近いことにすっかり魅了されました。

 

自宅の前に立つ渉子さん

 

この場所から見える美しい赤城山の姿が、土地取得の決め手に。

渉子さん:移住先では家を新築する予定でいたので、都内に住んでいるときから住宅展示場にも通っていたんです。そこで紹介してもらった不動産会社に渋川市を含めてよい土地はないか探してもらっていたら、この土地を紹介してもらえて。一般のインターネット検索などでは出てこない土地だったので、やはりプロにお願いすると違うのだと思いました。で、実際に自分たちの目で確かめようとこの場所に来てみたら、赤城山がすごくよく見えるんです。家から美しい山容を望めるなんて、もう最高だなと思って。

 

洋時さん:山の姿を見るために洗面所に大きな出窓をつくったんです。遮るものがなくて、本当に綺麗に見えるんですよ。

 

渉子さん:とくに私は山形で四方を山に囲まれる環境で育ったので、やっぱり住む場所から山が見えると心が安らぐんですよね。この土地に出会って、もうここしかないと心が決まりました。

 

洋時さん:妻が妊娠中だったので土地探しや家づくりは妻の体調を考えながら進めることになりましたが、ハウスメーカーでの話し合いに、東京のスタッフだけじゃなくて、群馬在住のスタッフも加わってくれて、チームとして家づくりをサポートしてくれたのでスムーズでした。都内にいながら遠隔地での家づくりをストレスなく進めることができたのは幸せでしたね。

 

渉子さん:支援金も使えるものはすべてフルで使わせてもらって。市のものも、国からのものも。お陰さまで、このような理想の平屋が完成しました。シンプルですけれど、窓際のベンチや照明など、私たちの想いがたくさんつまった家を渋川に完成させることができました。

 

出窓から見える山を眺める渉子さん
 

渋川市の魅力を伝える活動にも2人で参加していきたい。

洋時さん:今、子どもは2歳になりますが、すっかり渋川市の保育園ライフを満喫しています。近所でいちばん近い保育園に通っているんですが、そこがとくに自然とのふれあいを大切にしているところで、「あの保育園に行ったら野生児になるよ」と言われていたんですけれど、本当にそうなりました(笑)。園庭や林の中をお友だちと一緒に裸足で駆け回って。

 

渉子さん:土日には家族そろって出かけて渋川市の魅力を満喫しているよね。伊香保温泉も近いし、牧場とか、遊園地とかも近くにあって、それらがすべて子どもも楽しめる規模感なのがいいんですよね。

 

洋時さん:地元の方が銭湯感覚で行くような温泉もたくさんあって、そういう場にも足を運んでいます。温泉文化が身近なところも豊かだなと思いますね。

渉子さん:一方で、東京の近さを実感できることも私には大きな魅力ですね。週に一度、都内の本社へ通勤していますが、新幹線に乗ってしまえばすぐ首都圏に着くため、満員電車に揉まれるよりも、ずっと快適で優雅な移動時間だなと思っています。友人に会いに東京へ出かけるのも、負担なく気軽にできていますし。

 

洋時さん: 僕は、今は個人事業主として在宅で仕事をしています。妻の希望を実現するには、在宅でできる事業を始めるしかないなと(笑)。

 

渉子さん:2人とも家にいる時間が長くなったので、生活のリズムがだいぶのんびりしたよね。

 

家庭菜園のミニトマト

 

洋時さん:渋川に来てからよく寝るようになったかもしれないね。子どもが外でいっぱい遊んでいるからか、よく寝て、よく食べるので、大人も一緒に早く寝てしまうんです。土日は子どもと一緒にお昼寝までして。幸せな時間だよね。

 

渉子さん:渋川ではご近所づきあいで気をつかわずに済むこともありがたいです。うちの近所は皆、同じくらいの家族構成のご家族が多くて、子どもたちが一緒に成長していける感じもうれしいし、渋川市の方々は皆さん、どこに行っても、とても自然に気さくに話してくださるのがうれしいですね。

 

洋時さん:皆さん「渋川はいいところでしょう?」って胸をはっておっしゃるところが素敵なんだよね。

 

渉子さん:そうそう。自分たちが暮らす土地に誇りを持っているから、外から来た人たちのことも自然におおらかに受けとめてくれるんだと思いますね。

 

洋時さん:僕たちもこれから少しずつ、渋川市の魅力を市外の方に伝えるような、移住定住サポーターのような活動にも協力していけたらと思いますね。

 

渉子さん:本当にこれからもずっと地域と仲よくしていきたいです。子どもがもう少し手を離れるようになったら、ボランティアなどで関われることがあれば2人で積極的に関わって、渋川の魅力を自分たち自身ももっと体感しながら、この土地の魅力を外の人たちに伝える役目を果たしていければいいなと思っています。

 

平屋の前で笑顔の太田さん夫妻

writer:笠井峰子、取材:2026年6月

Profile

太田洋時さん・渉子さん夫妻

2024年に東京都から渋川市へと移住。東京都出身の洋時さんは、個人事業主として設計図面作成の仕事に従事。山形県出身の渉子さんは、都内にある大手情報通信会社の本社に勤務。リモート勤務を主として、週に一度、本社への通勤を続ける。2人で協力し合って家事をこなし、お子さんとの時間を最優先して惜しみない愛情を注ぐ日々。

渉子さんと洋時さん

掲載日 令和8年8月24日
アクセス数

このページについてのお問い合わせ先

お問い合わせ先:
市民生活部 市民協働推進課 移住定住支援係
住所:
〒377-8501 群馬県渋川市石原80番地
電話:
0279-22-2401
FAX:
0279-24-6541
(メールフォームが開きます)