令和3年10月、信金中央金庫創立70周年事業として開催されている「SCBふるさと応援団」に北群馬信用金庫の推薦を受けて応募し、信金中央金庫から満額（1,000万円）の寄付金を受けることができました。今回は当寄付金を活用した「渋川市移住定住関連事業」について紹介します。

「SCBふるさと応援団」について

信金中央金庫（信用金庫の中央組織）が創立70周年記念事業として開催している地域創世事業で、地方の信用金庫とその信用金庫の本店所在地がある自治体が協働で取り組む地域創世事業に対し、企業版ふるさと納税等を活用して、全国の地域創世事業を支援する取り組みであり、採択された団体は3年間の事業計画に対して最大で1,000万円の寄付を受けることができます。

市では令和3年8月に当事業を北群馬信用金庫からご案内いただき、同年10月に北群馬信用金庫の推薦を受け、応募し、令和4年1月に事業の採択及び満額寄付の通知を受けることができました。

採択された事業及び北群馬信用金庫との連携について

○採択された事業「渋川市移住定住関連事業」

1. 市への移住希望者向けの「移住体験施設」の開設（下記図のとおり）
2. 移住定住施策に関する情報発信（デジタルサイネージ等）
3. 若者定住者支援施策の拡充

○北群馬信用金庫との連携

市では平成28年から北群馬信用金庫と包括連携協定を締結し、様々な分野で市政の推進について連携してきましたが、今回は本事業の採択を契機として、移住定住、空き家の利活用推進を通して、持続可能な地域の形成をめざし、協働していきます。

北群馬信用金庫と連携して取り組む「移住定住関連事業」について

1.移住体験施設開設事業

本事業で募集する空き家を令和4年中に募集し、現在「移住体験施設」開設に向けて準備中です。

また、続報はこちらのページでお伝えしていきます。

• 長期滞在型移住体験施設事業（新しいウィンドウが開きます）

2.移住定住施策に関する情報発信（デジタルサイネージ等）

令和4年度は本寄付金を活用し、首都圏の地方移住希望者に向けて本市の魅力をPRするためのデジタルサイネージを作成し、首都圏のJR、18駅にて放映しました。（放映した動画は下記リンクから）

• 移住定住デジタルサイネージ動画

また、本寄付金とは別の事業になりますが、地方移住を希望するYoutube視聴者に向けて本市の魅力をPRする動画5本を作成し、公開しました。

（放映した動画は下記リンクから）

1. 「潤いの王子、渋川へ行く！（子育て編）
2. 「潤いの王子、渋川へ行く！（自然編）」
3. 「潤いの王子、渋川へ行く！（テレワーク編）」
4. 「潤いの王子、渋川へ行く！（予告編）」
5. 「潤いのまち渋川VRツアー<360度動画>」

3.若者定住者支援策の拡充

本市では市外からの若者移住者に向けて結婚を機に渋川へ転入した方に交付する「新生活応援事業補助金」を実施しています。

本事業は大変好評いただいており、毎年、前年を上回る実績を記録しています。

市では今後も持続可能な地域の形成に向けて若者の定住者増加に向けた施策に取り組んでいきます。