食育推進計画
食育基本法における「食育の推進」と、健康増進法における「栄養・食生活」の両施策は密着に関連し、また不可分であることから、本市では、渋川市健康増進計画の「栄養・食生活」分野における主要な施策を、本市における「食育推進計画」と位置づけています。
食育は、未来を担う子どもたちにとって欠かすことのできない「知育」・「道徳」・「体育」の大切な基盤づくりであり、成人にとっての食育は、健康で良好な食生活への意識の変化とその実践を促し、健康づくりの充実と生活習慣病の予防による健康寿命の延伸へとつながります。バランスのとれた食生活の実践を目標に掲げ、家庭、地域、保育所、学校、行政等の関連機関が連携し、本市の豊な自然の恵みを取り入れた食育の推進に取り組みます。
目標:バランスの取れた食生活の実践
市民の皆さんが取り組めることを世代別にあげています。取り組めることからはじめてみましょう。
世代 |
取り組めること |
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乳幼児期 (0歳から5歳) |
目標:乳幼児期に正しい食生活習慣を身につける
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青少年期 (6歳から19歳) |
目標:食を大切にする心を育てる
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壮年期 中年期 (20歳から64歳) |
目標:食事についての正しい知識を身につけ、自分の健康管理ができる
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高齢期 (65歳以上) |
目標:バランスの良い食生活で、毎日健やかに過ごすことができる
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目標指標 |
現状値 (24年度) |
目標値 (29年度) |
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生活習慣病予防に取り組む時期を知っている人の割合 健康づくりの基盤は、乳幼児期から必要だと思っている人の割合を増やします。 |
18.5パーセント |
50.0パーセント |
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栄養バランスのとれた食事を常に心がけている人の割合 |
50.6パーセント |
70.0パーセント |
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朝食を毎日食べる子どもの割合 (小学生、中学生) |
87.0パーセント 87.3パーセント |
100.0パーセント 100.0パーセント |
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おなかいっぱい食べる人の割合 おなかいっぱい食べることは、食べ過ぎの原因になります。自分に合った適量を理解し、おなかいっぱい食べる人を減らします。 (壮年期、中年期) |
50.0パーセント 42.7パーセント |
30.0パーセント 20.0パーセント |
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間食や夜食を取る習慣がある人の割合 不規則な食生活は、栄養のかたよりや過剰摂取につながります。規則正しく、栄養バランスも考えた食生活ができる人の割合を増やし、間食や夜食を取る人の割合を減らします。 (壮年期、中年期) |
72.8パーセント 58.2パーセント |
50.0パーセント 50.0パーセント |
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適正体重を維持できる適切な食事量を知っている人の割合 適正体重と食事量の関係について、理解できる人を増やします。 (壮年期、中年期) |
26.3パーセント 40.1パーセント |
40.0パーセント 60.0パーセント |
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野菜を毎日欠かさず食べる人の割合 野菜は生命維持に必要なビタミンやミネラル補給に欠かせないものです。より多くの人に食べてもらえるよう推進します。 (壮年期、中年期) |
50.0パーセント 61.1パーセント |
65.0パーセント 65.0パーセント |