「育てよう!縄文の森プロジェクト」親子参加型
「育てよう!縄文の森プロジェクト」親子参加型
第1回活動「どんぐり採集」
日時:令和7年10月13日(月曜日)午前9:00~
場所:赤城自然園、北橘行政センター(渋川市埋蔵文化財センター)
親子参加型に応募していただいた12組の小学生と保護者が、紅葉の始まった赤城自然園内でどんぐりを採集しました。
ミズナラ、コナラ、クヌギ、ヤマグリ、トチノミ、クルミといったプロジェクトで育成するどんぐりや木の実を、赤城自然園の職員のお話しに耳を傾けながら楽しく採集しました。
園内に広がる様々な樹木の林で目的のどんぐりや木の実を探している姿は、縄文人の採集活動の様子を想像させました。
どんぐり採集in赤城自然園

赤城自然園での開会式の様子

赤城自然園でのどんぐり採集の様子

赤城自然園でのどんぐり採集の様子
どんぐりの分類と選別in北橘行政センター(渋川市埋蔵文化財センター)
赤城自然園でのどんぐり採集を終え、渋川市北橘行政センター(渋川市埋蔵文化財センター)に場所を移して、採集したどんぐりの分類と選別作業を行いました。
どんぐりの種類の多さにびっくりした子どもたちでしたが、自分が採集したどんぐりを種類ごとに分類して、元気に育ちそうなどんぐりを選別する姿は、どんぐり博士のようでした。

北橘行政センター(渋川市埋蔵文化財センター)での採集した
どんぐりの分類と選別の様子

分類と選別中のどんぐり

分類と選別作業中の様子
最後に、分類と選別をしたどんぐりを種類ごとに湿らせたキッチンペーパーに包んで、チャック付きのポリ袋に入れて今日の活動は終了となりました。
植えつけるまでの間は、冷蔵庫に入れて保管します。
第2回活動「どんぐり植えとどんぐりの殻割り」
日時:令和7年11月1日(土曜日)、11月2日(日曜日)
場所:北橘行政センター(渋川市埋蔵文化財センター)
今日の活動は第1回活動の「どんぐり採集」で採集し、冷蔵庫で保管してあったどんぐりの様子を観察することから始めました。
およそ3週間冷蔵庫に入れていたため、虫が出てきたどんぐりやカビが生えてしまったどんぐりもありましたが、状態の良いどんぐりを選び出してプランターに植えました。
どんぐり植え
全8種類のどんぐりと木の実をプランターに植えるにあたり、まずは大粒の赤玉土を入れます。
その後、小粒の赤玉土を8分目まで入れた後、赤玉土についた砂を洗い流すためシャワーでたっぷり水をかけました。

プランターに赤玉土を入れる様子

赤玉土に水をたっぷりかける様子

どんぐりの植えつけの様子

どんぐりの植えつけ
数を多めに植えて、来春に芽が出たものをポットに植え替えます。
たくさん芽が出てくれるように、願いを込めて一つ一つ丁寧に植えました。
どんぐりの殻割り
どんぐりを植えた後は、どんぐりの殻割りの体験を行いました。
縄文時代と同じように、石を使ってどんぐりを叩いて殻割って中身を取り出します。
最初はぎこちなかった手つきも、だんだんと慣れてきて「ここを叩けばきれいに割れるよ」といった声が聞こえだすと、スピードも上がっていきます。
作業を通じていろいろな発見や気付きがあったようです。
少しでも縄文人の気分を味わってもらえたらうれしいです。

どんぐりの殻割りの様子

どんぐりの殻割りの様子
中身を取り出したどんぐりは、瀧沢石器時代遺跡にある湧玉とよばれる湧水地から流れ出る水場でアク抜きをします。
どんぐりを食べるために、大変な手間と時間がかかっていたことを実感します。


































