こんにゃく需給安定対策事業(県単独補助事業)について
群馬県のこんにゃくいもは、全国生産量の9割以上を占める特産物であり、本県の中山間地域における土地利用型作物として農地保全にも貢献している重要な作物です。
一方で、こんにゃく製品の消費量減少による需給バランスの悪化等から、こんにゃく生いも価格は低迷しています。また、残留農薬のポジティブリスト制度や土壌消毒に対する周辺住民からの苦情等に対応するため、環境に配慮したこんにゃくいも生産が求められています。
そこで、こんにゃくいもの需給安定を図り、持続的な生産を可能とするため、複合作物導入や環境負荷低減に取り組む経営体を支援します。
事業内容(メニュー)
こんにゃく複合経営促進
(1)こんにゃく複合作物導入
野菜等(令和7年度はトウキを除く)、新たに導入する複合作物生産に要する農業機械
以下の要件をすべて満たすこと。
- 現状、こんにゃくいもの作付面積が概ね3ha 以上あること。
- 目標年度においても、こんにゃくいも生産を継続していること。(原則として、規模拡大を除く。)
- 経営品目として、こんにゃくいも以外の作物を新たに導入すること。
(2)環境にやさしいこんにゃくいも生産
こんにゃくいも生産に要する農業機械
以下の要件をすべて満たすこと。
- 現状、こんにゃくいもの作付面積が概ね3ha 以上あること。
- 目標年度においても、こんにゃくいも生産を継続していること。(原則として、規模拡大を除く。)
- こんにゃくいも栽培におけるクロルピクリン剤の使用面積割合を目標年度までに50%以下とすること。
有機こんにゃく生産推進
日本農林規格等に関する法律(昭和 25 年法律第 175 号)に基づき登録認証機関の認証(以下「有機 JAS 認証」という。)を受ける計画のほ場で使用する緑肥種子及び堆肥の購入代金、土壌診断費用
- 目標年度までに有機 JAS 認証を受け、当該のほ場でこんにゃくいもの作付を行うこと
補助対象者(以下の(1)~(4)のいずれか)
(1)市町村長から農業経営改善計画が適当であると認定を受けた者
(2)市町村長から青年等就農計画の認定を受けた者
(3)農業者の組織する団体
ア:農業協同組合
イ:農事組合法人
ウ:農地所有適格法人
エ:次のa~cのすべてを満たしている団体
a代表者の定めがあること
b組織及び運営に関する規約等が定められていること
c組織を構成する農家戸数が3戸以上であること
(4)その他知事が特に認めた者
補助率
こんにゃく複合経営促進
2分の1以内(1事業主体あたり上限200万円)
有機こんにゃく生産推進
2分の1以内
その他
事業詳細については、農政課までお問い合わせください。
掲載日 令和7年4月1日
更新日 令和7年4月18日
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