令和6年能登半島地震に伴う富山県氷見市への物資輸送及び募金活動について
令和6年1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震により北陸地方に甚大な被害が発生しました。一日も早い災害復旧を心より祈念申し上げます。
渋川市は、富山県氷見市出身で本市(旧北橘村)に佐久発電所を建設した実業家の浅野総一郎氏とつながりがあることから、長年にわたり氷見市との交流を行っています。
氷見市へ被災状況と不足物資を確認したところ、大規模な断水が発生し飲料水が大幅に不足しているとの報告を受け、当面の支援として下記のとおり飲料水を輸送するとともに、募金活動を行います。
支援物資の輸送
内容
飲料水(500mlペットボトル5,640本)
輸送日
令和6年1月5日(金曜日)
募金活動
設置期間
令和6年1月4日(木曜日)から当面の間(土日祝日は除く)
ただし、1月7日(日曜日)に開催される「令和6年渋川市はたちを祝う会」でも募金箱を設置します。
設置場所
市役所本庁舎1階総合案内
<参考>
渋川市と氷見市及び浅野総一郎氏とのつながり(民間での交流を含む)
佐久発電所(関東水力電気株式会社)
浅野総一郎氏は、富山県氷見市出身で、京浜工業地帯の形成に尽力するなど、一代で浅野財閥を築き、本市(旧北橘村)に佐久発電所を建設しました。佐久発電所の名前は、完成1年前に亡くなった妻の「サク」さんからつけられたものだと言われています。
佐久発電所は、利根川と吾妻川からの取水による水路式発電所で、1928(昭和3)年10月に竣工しました。最大出力は7万8,200kWで、建設時には東洋一の発電所といわれていました。
しぶかわ商工会と氷見市「九転十起交流会」との交流(「渋川寒ブリ大会」などを開催)
平成23年から氷見市のNPO法人「九転十起交流会」との交流(渋川寒ブリ大会)を毎年開催(新型コロナウイルス感染拡大により休止)しています。
「渋川寒ブリ大会」をきっかけとして、民間での交流がさらに活発になっています。また、道の駅子持で氷見市の海産物の即売会を開催したところ、大盛況でした。
佐久発電所敷地内に浅野総一郎翁の銅像を設置(平成24年4月)
九転十起交流会からしぶかわ商工会へ銅像を寄贈していただき佐久発電所北側のふれあい公園内に設置。地元商工会や地域住民で組織する浅野総一郎翁銅像保存会を発足。
「浅野総一郎事績顕彰地シンポジウムin氷見」(生誕175周年記念事業)に参加(令和5年12月22日)
浅野総一郎氏ゆかりの都市関係者として副市長が出席し、討論会に参加しました。
「浅野総一郎翁事績顕彰会」設立総会に参加予定(令和6年1月31日)
浅野総一郎氏ゆかりの都市として、氷見市とともに渋川市も参加予定。