第2次渋川市男女共同参画計画について
第2次渋川市男女共同参画計画を策定しました。
計画の趣旨
性別に関わらず、その個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画社会の実現は、わが国の最重要課題のひとつとなっており、国際社会においても女性に対する暴力の根絶や、意思決定の場への男女の参画の拡大が求められています。
しかし、家庭生活、地域社会、就業の場など様々な分野で性別による差や解決しなければならない多くの問題が残っているとともに、女性に対する暴力の問題が深刻化・潜在化している状況です。
また、本市の現状においても、「男は仕事、女は家庭」といった性別によって役割を決めつけてしまう意識やこれに基づく社会慣行は、変化してきている状況が見受けられる一方で、家庭生活等の身近な場面では性別による役割分担意識が残っている面もみられます。
こうした状況を踏まえ、本市では平成21年度から「渋川市男女共同参画計画」に基づき各種施策を推進しており、意識面での変化が見受けられるところであり、社会情勢の変化等に対応するため、これまでの取組を踏まえ必要な見直しを行い、今後の男女共同参画推進の基本指針として、本計画を策定します。
計画の期間
平成31年度(2019年度)から令和7年度(2025年度)までの7年間です。
計画の位置づけ
男女共同参画社会基本法第14条第3項に規定される市町村男女共同参画計画です。市、市民、事業者をはじめとする市のあらゆる構成員が協働し、男女共同参画に関する施策を総合的、計画的に推進するための設計図です。
なお、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律第2条の3の第3項に規定されるDV対策の市町村基本計画として、また、女性活躍推進法第6条第2項に規定される女性の職業生活における活躍の推進に関する施策についての計画の市町村推進計画と位置付けられています。
計画が目指す方向
本計画は、基本法を踏まえ、5つの基本理念をさだめ男女共同参画社会を目指します。また、これを実現するために3つの「基本目標」を定めています。
目標
性別にかかわらず一人ひとりの考え方や生き方が尊重され、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現
基本目標
- 男女共同参画の啓発と人権尊重のまちづくりの推進 一人ひとりの人権が大切にされるまちにしましょう。
- 家庭における男女共同参画の促進 多様なライフスタイルが実現できる住みやすいまちにしましょう。
- 地域・就業における男女共同参画の推進 だれもが活躍できるまちにしましょう。