渋川市の人権教育の取組について
教育委員会の人権教育の取組は、渋川市人権教育・啓発の推進に関する基本計画に基づき、第2次群馬県人権教育・啓発の推進に関する基本計画に掲げる人権重要課題14項目を踏まえて、毎年渋川市人権教育推進協議会において計画し、学校教育、社会教育、広報の3部会で普及啓発活動を行っています。
渋川市人権教育推進協議会
渋川市人権教育推進協議会は、人権関係団体13人、学校教育関係7人、行政関係2人の計22人で構成されています。
学校教育部会 | 社会教育部会 | 広報部会 |
学校教育関係7人
行政関係1人 |
人権関係団体7人 | 人権関係団体6人
行政関係1人 |
人権重要課題14項目
第2次人権教育・啓発の推進に関する群馬県基本計画の中で、次の14項目が重要課題として掲げられています
- 女性
- 子ども
- 高齢者
- 障害のある人
- 同和
- 外国籍の人たち
- HIV感染者等
- ハンセン病元患者
- 犯罪被害者等
- インターネット等による人権侵害
- 性的少数者
- 刑を終えて出所した人たち
- 北朝鮮による拉致
- その他の人権問題
各部会の取組
学校教育部会
学校教育部会では、教職員を対象とした「人権映画と講話の会」を行い、人権問題解決のための指導者としての資質の向上を図っています。
令和6年度は8月にDVD「あなたが あなたらしく生きるために 性的マイノリティと人権」の視聴と、群馬大学情報学部准教授の高井ゆと里氏による講演「LGBTQの若者たちが包摂される社会へ」を行いました。
また、小学生の保護者を対象に群馬県の人権啓発資料「みんなの願い」を配布。併せて人権教育・問題に対する意識調査を実施し、分析を行うことで現状やニーズの把握に努めています。
社会教育部会
社会教育部会では、市民の人権尊重意識を高め、円滑な人権教育の推進を図ることを目的として、児童、生徒から人権尊重ポスターを募集し、入賞者の表彰式、作品の展示会を開催しています。
また、人権問題の現状と問題点を理解し、その解決を図るため、人権教育講演会を開催しています。令和6年度は12月に「インターネットによる人権問題」をテーマにした講演会を開催しました。
広報部会
広報部会では、人権週間(12月4日~10日)に合わせて、市民の人権尊重意識の向上を図る啓発記事を、例年「広報しぶかわ」12月1日号に、2ページの特集として掲載しています。
また、人権ポスターの受賞作品を活用した人権啓発カレンダーを作成し、毎戸配布しています。