市内の全水源での検査結果
水道水中のPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)及びPFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、令和2年4月1日から水質管理目標設定項目に設定され、暫定目標値はPFOS及びPFOA合算値で1リットルあたり50ngとなっています。
渋川市では、令和2年度に県の水道水質監視検査事業で渋川9号井(有馬)の検査を行いました。
その結果、原水で目標値を超過した数値が検出されたため、給水栓での水道水の検査を行い、水道水中の目標値を下回っていることを確認しました。
令和3年度から水質検査計画の項目にPFOS及びPFOAを加え、市内の全水源での検査を実施しています。
また、給水栓での水道水中の目標値を超過したことはありません。
令和2年度原水検査結果(pdf 17 KB)
令和3年度原水検査結果(pdf 27 KB)
令和4年度原水検査結果(pdf 27 KB)
令和5年度原水検査結果(pdf 27 KB)
令和6年度原水検査結果(pdf 27 KB)
令和2~5年度有馬水源検査結果(pdf 47 KB)
令和6年度有馬水源検査結果(pdf 56 KB)
令和7年度有馬水源検査結果(pdf 77 KB)
PFAS(有機フッ素化合物)とは
有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。
PFASの中でも、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、幅広い用途で使用されてきました。これらの物質は、難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質があるため、国内で規制やリスク管理に関する取り組みが進められています。
PFOS及びPFOAは水質管理目標設定項目に定められており、暫定目標値として「50ng/L以下(補足)」が設定されています。
(補足)ng(ナノグラム)とは10億分の1グラムのことで、50ng/Lとは小学校にあるプール(25m×15m×1.2m)2杯分の水に耳かき1杯(0.05g)を入れた量に相当します。
環境省により、PFOS及びPFOAを含む有機フッ素化合物(PFAS)に関する各種情報を集約したウェブサイトが開設されています。
最新の情報が掲載されていますので、下記のリンクからご覧ください。
また、環境省作成のPFOS・PFOAに関するリーフレットも併せてご覧ください。