創作こけし産業の後継者となるため地域おこし協力隊員が活動しています
令和7年度から2名の協力隊員を委嘱しました
小川廣大(おがわこうだい)隊員
- 出身:埼玉県
- 委嘱期間:令和7年4月1日から最長3年間
- 委嘱内容:渋川市の地場産業である創作こけし産業の後継者となるために、渋川市と連携協定を結ぶ「渋川こけし人形会」の工房を中心に技術の習得を行っています。
- 抱負:大学卒業後はシステムエンジニアとして働いていましたが、ものづくりへの興味から職業訓練校の木工科に入学しました。そのなかで、伝統工芸に関わる職に就きたいと思うようになり、創作こけしの存在を知りました。伝統的な技術を土台にしながらも自由な発想で制作ができるところに魅力を感じています。学ぶべきことはたくさんありますが、楽しみながらこけし制作の技術を習得していきたいです。
平野凪紗(ひらのなぎさ)隊員
- 出身:富山県
- 委嘱期間:令和7年4月1日から最長3年間
- 委嘱内容:渋川市の地場産業である創作こけし産業の後継者となるために、渋川市と連携協定を結ぶ「渋川こけし人形会」の工房を中心に技術の習得を行っています。
- 抱負:これまで培ってきた技術や感性を生かしながら、群馬県の創作こけし産業に新しい魅力を加えることが私の目標です。伝統を大切にしつつも、現代の感覚やニーズを取り入れた作品づくりを通して、より多くの人にこけしの素晴らしさを伝えていきたいと考えています。一つ一つに個性が宿るこけしのように、私自身も個性を生かし柔軟な発想と挑戦を忘れずに、地域の魅力を広く発信していける存在を目指します。
地域おこし協力隊とは
地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期は概ね1年以上3年以下です。
渋川市は、市外の人材を積極的に確保し、定住・定着を図るとともに、地域活性化を促進するため、市の地場産業である創作こけし産業の後継者となる地域おこし協力隊を委嘱し、活動をサポートしています。
隊員は最長3年間、地域おこし協力隊として渋川市を中心に活動します。
協力隊の活動内容
- 創作こけし製作に係る技術及び知識の習得
- 創業に必要な知識及び経験の習得
- 創作こけし産業関係者との交流及び連携
- インターネット等を活用した創作こけしの魅力発信
- 地域行事等への参加
創作こけしとは
昭和20年代に群馬県で誕生し、自由自在な造形を特徴としています。渋川市は、創作こけしの一大生産地として数多くの作品が生み出されていますが、作り手の数は年々減少し、後継者不足が深刻な問題となっています。
掲載日 令和7年8月27日
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