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徳冨蘆花記念文学館

徳冨蘆花終えんと記念館の写真

お知らせ

令和5年度企画展「渋川の碑めぐり展」

2月1日(木曜日)から2月26日(月曜日)までの期間で、「渋川の碑めぐり展」を開催しています。

本展では、渋川市内各所に建立された松尾芭蕉の句碑や、伊香保町に点在する万葉集の歌碑を写真やパネルなどで紹介します。

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1月の文学館

1月16日は、本格的に雪が降りました。およそ15センチの雪が積り、文学館も雪化粧をしました。

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(竹の灯籠が今年の干支である龍になりました。)

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(通路の景色)

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(記念館も雪化粧をしました。)

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(寒い中ヤマガラが食事に来てくれました。)

(令和6年1月16日撮影)

 

蘆花先生は、お正月に伊香保に訪れたことがあります。明治39年で3回目の訪問です。

その時のことを「新春」にて、次のように記しています。

 

三度目が明治三十九年の正月です。日露戦争後の心的革命で、私は原宿の家をたゝみ「山へ轉居」と張札して、夫婦で伊香保に來ました。前に來た時まで高崎に居たO(オー)夫婦は、最早布哇(ハワイ)から米國に渡つて居たので、私共は高崎を素通りして、前橋から澁川を經て伊香保に上りました。私の前途は少しも分かりません。唯氷雪の中の温い仁泉が戀しかつたのです。丁度主人も私共と前後して東京から歸つて、みつちり家業に肩を入れる際でした。須田さんは細君のお咲さんと其世話をして居る岩崎別邸に居ました。冬は三階も締切つてあるので、帳場から鍵の手に折れ曲がつた下座敷の十疊を借りて、此處に澤山の荷物を持込みました。先づ無期限に伊香保住居をする筈であつたのです。
海抜二千六百尺の北を向いた伊香保の冬は勿論寒い。蜜柑がざくゝに氷りました。温泉がなければ中々堪へられません。でも私共はよく下駄ばきで氷つた山路阪路を滑つたり轉んだりして歩きました。晝は専ら聖書とトルストイを讀み、舊冬から菜食になつたので、肉も魚も廢して、毎日の様に湯豆腐ばかり喰べました。主人が好事の惡戯から、お浪と云ふ女中をつけてくれました。不如歸が思ひがけない廣告になつたと謂ふので、宿では特に心をつけてくれるのでしたが、打置きが好きの私共の氣癖を知つて居るので、よろづ殊立たぬやうにしてくれるのでした。追々氣心を知られると、此方も樂で居心地よく、いらぬ遠慮をして今更他に宿を求むるより、不如歸が出やうと出まいと、矢張最初から仁泉亭が私共には一番ふさはしい宿であつたのです。
私は此處で初めてトルストイに手紙を書きました。其内パレスチナに耶蘇の足跡を踏んで見たくなりました。ヤスナヤポリアナにも行きたくなりました。トルストイも老年です、生きて居る内に是非、と妻が頻りに勸めます。私も到頭思切つて、三月中旬伊香保を下り、(私が妻に勸めて、新島先生の故鄕安中で、私の同窓の先輩柏木牧師から洗禮を受けさしたのも此時です。)父讓りの地所を賣つた金が六百圓ばかり残つて居るのを持つて、四月の初に巡禮行の途に上りました。伊香保の温泉は子供が出来るので有名です。私共は前後六回伊香保に参つて、未だに子供はありません。果たして子供がないのでせう乎。否々、伊香保の仁泉は私共にアダムイブを生ましてくれました。即ち現在の私共両人です。相模の海も、武藏野の土も、それを育つるに大切な役を務めたのですが、其胚胎は明治三十九年の氷雪の伊香保にあつたことを決して否むことは出来ません。

 

休館のお知らせ

12月25日(月曜日)から12月29日(金曜日)まで、休館いたします。

12月30日(土曜日)からは、通常どおり開館いたします。

令和5年度企画展「絵双六とお伽ばなし展」

12月1日(金曜日)から1月25日(木曜日)までの期間で、「絵双六とお伽ばなし展」を開催しています。

本展では、明治から昭和にかけて雑誌のお正月号の付録として人気だった、絵双六やお伽ばなしの絵本を紹介します。
明治時代以後は文明開化・富国強兵をテーマにした双六が現れ、国威発揚の手段として用いられるようになったことがうかがわれます。

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お知らせのバックナンバーについて

最新のお知らせを、上記に表示しています。これまでの記事は、下記のリンクからご確認ください。

徳冨蘆花記念文学館からのお知らせのバックナンバーは、こちらをクリックしてください。

施設の概要

  小説「不如帰(ほととぎす)」で有名な明治の文豪、徳冨蘆花は自然豊かな伊香保を気に入り、何度も足を運びました。徳冨蘆花記念文学館では、蘆花が定宿としていた旅館の離れを移築・復元し、記念館として公開しています。

  ほかに、当時の「写真や書簡、遺品、文学作品など蘆花に関する様々な資料を揃えた展示館もあり、豊富な展示資料からは蘆花の生い立ちや、時代背景についても触れることができます。

利用案内

開館時間

  • 8時30分から17時00分(入館は16時30分まで)

観覧料

  • 一般大人350円、小中高校生200円
  • 団体(20名以上)大人300円、小中高校生150円

    ただし、障がい者手帳等をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料です。

休館日

年末休館

  • 12月25日から29日まで

メンテナンス休館

  • 令和5年6月16日(金曜日)
  • 令和5年7月7日(金曜日)
  • 令和6年1月26日(金曜日)

写真紹介

写真:常設展示室

常設展示室

写真:企画展示室

企画展示室

写真:記念館玄関

記念館玄関

写真:記念館終えんの部屋

蘆花終えんの部屋

写真:喫茶コーナー

喫茶コーナー

イベント情報

企画展

紙芝居展

  • 日程:令和5年5月1日(月曜日)から7月28日(金曜日)

錦絵展

  • 日程:令和5年8月1日(火曜日)から9月25日(月曜日)

夢見る女性誌展

  • 日程:令和5年10月1日(日曜日)から11月24日(金曜日)

双六展

  • 日程:令和5年12月1日(金曜日)から令和6年1月26日(金曜日)

渋川の碑めぐり展

  • 日程:令和6年2月1日(木曜日)から2月26日(月曜日)

浮世絵展

  • 日程:令和6年3月1日(金曜日)から4月28日(日曜日)

追悼お茶会

  蘆花を偲び、月命日に林宗静社中「静翠会」による追悼茶会を開催します。

日程

  • 令和5年6月18日(日曜日)10時から15時まで
  • 令和5年11月18日(土曜日)10時から15時まで

金額

  • お一人さま500円

お問い合わせ先

徳冨蘆花記念文学館

所在地 群馬県渋川市伊香保町伊香保614番地8

電話番号 0279-72-2237

ファクス番号 0279-72-2237(電話番号と共通)

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掲載日 令和6年2月12日 更新日 令和6年2月13日
このページについてのお問い合わせ先
お問い合わせ先:
教育部 徳冨蘆花記念文学館
住所:
〒377-0102 群馬県渋川市伊香保町伊香保614番地8
電話:
0279-72-2237
FAX:
0279-72-2237
(メールフォームが開きます)

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