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豊かな自然と人の温かさに触れながら、
自分らしさを発揮できる、渋川市

行幸田そば畑と長沼さん
観光地として有名な伊香保温泉のある渋川市に移住し、地域おこし協力隊をしている長沼未希さん。地域の魅力発信のため日々活動をする長沼さんに、渋川市のまちの魅力について話を伺いました。

地域に密着した仕事を求めて渋川市へ移住

山梨県の都留市出身で、山に囲まれた場所で育ちました。短大を卒業後に、横浜の飲食店で働いたあと地元に戻り、原点に立ち返って自分にできることを模索していました。学生の頃から地域に密着した仕事がしたいと思っていたのですが、当時はどういう仕事があるのか分からなかったんです。

山梨に帰ってからは、保育所で支援員のアルバイトをしていましたが、そのとき地元で地域おこし協力隊の人が活動していて、はじめてその存在を知りました。自分のなかで「あっ、これだ!」って思ったんです。

それ以来、協力隊の候補地を1年くらいかけてじっくりと探しました。全部で7つの地域の現地見学をしたのですが、そのなかで渋川市を選びました。理由は伊香保温泉のある観光地に興味があったことと、見学のとき案内してくれた先輩隊員の方と一緒に、渋川市を盛り上げたいと思ったからです。地元の都留市も山のある田舎だったので、山の近くにいたいな、というのもありましたね。

笑顔で話す長沼さん
 

観光地の魅力発信から地元のお店を支える活動まで

2019年に渋川市に移住して協力隊員になってからは、観光振興と地域の情報発信の仕事をしています。SNSをやることが好きだったので、地域の魅力を取材して発信することにやりがいを感じています。渋川市に来てから写真の面白さに目覚めて、カメラを買って市内のあちこちに撮影に出かけています。

とくに私が好きな場所は、有名な石段と昔ながらの町並みが残されている、伊香保温泉の石段街ですね。365段あるのですが、撮影しながら登るとすごい時間かかるんです。
頑張って石段を上の方まで登って振り返ると、両脇に看板がたくさんある石段からの眺めが最高なんです!何段目なのか忘れましたけど(笑)

ほかにも市内に魅力的な撮影スポットがたくさんあります。赤城町の棚下地区は私が渋川に来て最初にすごいって思った場所です。棚下不動の滝っていう「日本の滝100選」に選ばれたスポットがあるんですが、そこに行く途中から見る景色がいいんです。ゆったりとした利根川が流れる集落を見下ろし、SLも走る鉄橋を遠くに望むことができて、私のお気に入りです。

棚下地区の美しい景色

観光振興の面では、イベントの立ち上げ準備を進めていたんですが「よし、やるぞっ」というタイミングで新型コロナウイルスの影響で思うように活動できなくなってしまって。ただ、逆にコロナ禍でしかできないことをやろうと前向きに考えています。

たとえば市内の飲食店さんに掛け合って、テイクアウトが可能な飲食店を掲載した「しぶかわテイクアウトマップ」を作成しました。現在までで50店舗くらいのお店をご紹介しています。利用していただくお客様にポイントカードも発行して、ポイントカードが貯まったら500円の割引券と交換できる仕組みを企画しました(ポイントカードは期間限定で現在は終了しています)。

新型コロナウイルスの影響で大変な地元のお店を応援する地域商品券「しぶかわ元気券」のデザインもやらせていただいて、それ以来、いろんなデザインの仕事を頼まれるようになりました。

伊香保の鬼灯と風鈴

これまでの活動で撮影した写真や、テイクアウトマップ、観光情報をまとめたWEBサイト「Shibukawa」をリニューアルしました。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

今後については、コロナ禍で大変な伊香保温泉の旅館を応援したくて、何か力になれないかなと考えています。地域おこし協力隊をやっていると、なんでも自由に動けるところがいいですね。石段街からの眺め
 

「渋川に来てくれてありがとう」人柄のよさが渋川の一番の魅力

渋川市に来てから本当にたくさんの方と知り合いになりましたが、やわらかい人柄の方が多いなと思っています。よく地方では外から来た人に対してよそ者扱いするとか、言いますよね。でも全然そう思ったことがなくて、むしろ「渋川に来てくれてありがとう」って言っていただけたりします。

「今度こういうイベントがあるんだけど、手伝ってくれないかな」という感じで、声がけをしてくれる地元の人もいます。地域おこしにつながるので、「ぜひ!」ってお返事しています。本当にみんないい人ばっかりです。

法水寺の門と長沼さん

私が住んでいるのは、街中でお店もいっぱいありますし、お気に入りの美味しい飲食店もあります。だから生活していく上で不自由さは感じないです。一方で少し外れると榛名山などの山があって、登山もできますし、町と自然が近い感じがいいですね。

地方に移住を考えるとき、何を理由に移住するのか、人によって違うと思います。
もちろん、渋川市は東京からも近いですし、豊かな自然と町の近さも魅力ですし、温泉もあるし、オススメのポイントがいっぱいあります。

ただ私自身を振り返ると、来てみないと分からなかったことの方が多かったですね。ですから、実際に足を運んでもらって、地元の人と会って話しをしてもらいたいですね。渋川の人の温かさが、自分は大きかったなと思っているんです。渋川にお越しの際は私が案内しますので、ぜひお出かけください!

長沼さん作成の渋川市ノベルティと共に
writer:大瀧 剛

Profile

長沼 未希さん

山梨県都留市出身。地域に密着した地域おこし協力隊を志し、自然豊かで観光地もある渋川市を盛り上げようと移住。カメラを片手に市内を歩き、地域の魅力を発信している。

長沼未希さん

掲載日 令和3年8月26日
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