正解は…

群馬県「令和3・4年度県民健康・栄養調査」の結果では、しょうゆ16.2%、塩11.4%、みそ11.4%となっています。
なお、群馬県のしょうゆ生産量は、全国第3位(「しょうゆの統計資料2032年」しょうゆ情報センター)です。私たちは、比較的しょうゆを手に入れやすい環境にあるようです。
減塩への取り組みの一つとして、日々のしょうゆの使い方を見直してみてください。
減塩コラム「食卓におけるしょうゆの使い方」
(1)しょうゆをたっぷり吸える薬味や揚げ衣
薬味(おろしショウガ、刻みネギ、削り鰹節、すりゴマ、大根おろし等)があると、しょうゆが薬味にからむためか食塩摂取量が多くなる傾向があります。
また、天ぷら等の揚げ物も衣がしょうゆをたっぷり吸うことができるので、食塩摂取量が多くなる傾向があります。

以上のことから、食卓てしょうゆを薬味や揚げ衣に付けたり、かけたりする際は、「全体的にたっぷり」でなく「部分的にサッと少量」を心がけるだけでも減塩になりそうです。
もちろん、他の調味料についても同様です。ご自分の口に入る食塩量を増やさないように注意しましょう。
(2)寿司は「粋な食べ方」で減塩に
お隣の前橋市が「マグロ消費量が全国トップクラスに多い」ため、渋川市民もマグロをはじめとした寿司を食べる機会が多いことが推測されます。
寿司を食べる際、しょうゆを「すし飯側」に付けると、しょうゆが米粒とそのすき間にたっぷり付いてしまい、食塩摂取量が多くなる傾向があります。

「しょうゆはネタ側に付ける」これだけでも口に入る食塩量を大きく減らすことができます。
しょうゆを付け過ぎた寿司は、しょうゆの味が勝ってネタの味が楽しめません。寿司の粋な食べ方とされる「しょうゆはネタ側に付ける」を実行し、粋で美味しい減塩を楽しみましょう。
渋川市ヘルスメイト自慢の「減塩レシピ」
料理掲載サイト「クックパッド」に《渋川市の公式キッチン》を開設し、幅広い人を対象とした健康レシピを掲載しています。
《渋川市の公式キッチン》で公開しているレシピの中から、ヘルスメイト(正式名称:渋川市食生活改善推進員連絡協議会)が各種健康料理教室で使用した、美味しく減塩できるレシピを紹介します。

焼かずに茹でることで、塩鮭の塩分を約8%減らすことができます!
茹でることでソフトな口当たりになった鮭を、ユズ果汁入りの無塩おろしダレでいただきます。
【1人分あたり食塩相当量:0.9g】
(1日の食塩摂取目標量:成人男性7.5g未満、成人女性6.5g未満)
上記「ゆで鮭」のレシピはこちら→https://cookpad.com/jp/recipes/19881718
渋川市ヘルスメイトのご紹介
ヘルスメイト(正式名称:食生活改善推進員連絡協議会)は、「私達の健康は、私達の手で」をスローガンに、地域の人たちと一緒に“食”を中心とした健康づくり活動をすすめている全国的なボランティア団体です。
地域における健康料理教室の開催、市の保健事業やイベントへの協力などを通じ、生涯に渡る食育の推進と市民の健康づくりを応援する活動を行っています。

活動の詳細はこちら→https://www.city.shibukawa.lg.jp/kenkou/000081/000084/p000328.html







