正解は…

ゆで麺240gに含まれる食塩の量は、うどん0.7g、スパゲティ2.9g(1.5%塩分水でゆでた場合)となっています。
スパゲティは、多めの塩を加えたお湯でゆでるため、麺だけの状態でも食塩を多く含んでいます。
なお、白飯やそばには塩が含まれていません。
群馬県の郷土料理「おっきりこみ」は、塩を加えずに麺を打つため、他の麺類よりも減塩できるのが特徴の一つです。
(補足)各食品の食塩相当量は「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」より算出。
減塩コラム「おかずだけでなく、主食からも食塩摂取!?」
おかずや汁物の塩分には気をつけているという人も注目!
私たちの体温を上げたり活動エネルギー源とするため、朝・昼・夕食時に適量を食べていただきたい「主食(ごはん、パン、麺、シリアル)」ですが、実は食塩を含んでいるという食品が多いのです。
白飯やそばに含まれる食塩量は0gですが、多くの場合パンや麺、シリアルには加工の過程で食塩が加えられています。
食卓に上がる機会が多い主食からも食塩を摂取する可能性があることをお忘れなく!
最近では塩を加えていない商品もあるようですので、商品を購入する際はパッケージに印字された食品表示で「食塩相当量」を確認してみてください。

上の図は、主食のみの食塩量です。
主食を食べる際は、汁につけたりソースをかけたりと味付けをすることが多いですね。主食にプラスする食品や汁、ソース、調味料などには、食塩がしっかり含まれています。

主食にプラスする汁やソースの味付けを薄味にする、または主食にプラスする量を減らすことで、ご自分の口に入る食塩を減らすことができます。
「味付け主食」は食が進みやすく、食塩だけでなく糖質・脂肪のとり過ぎにもつながりやすいため、「味付け主食」を食べる際は、いつも以上に腹八分を意識してください。
渋川市ヘルスメイト自慢の「減塩レシピ」
料理掲載サイト「クックパッド」に《渋川市の公式キッチン》を開設し、幅広い人を対象とした健康レシピを掲載しています。
《渋川市の公式キッチン》で公開しているレシピの中から、ヘルスメイト(正式名称:渋川市食生活改善推進員連絡協議会)が各種健康料理教室で使用した、美味しく減塩できるレシピを紹介します。

塩を入れずに麺を打つだけでなく、しっかりとった天然だしとたっぷりの野菜から出るうま味によって、みそ・しょうゆの使用量を大幅に減らせます!
麺生地を寝かせる時間が不要なので、麺打ちから始めても意外と早く仕上がります。
【1人分あたり食塩相当量:3.4g】
(1日の食塩摂取目標量:成人男性7.5g未満、成人女性6.5g未満)
上記「おっきりこみ」のレシピはこちら→https://cookpad.com/jp/recipes/19734140
渋川市ヘルスメイトのご紹介
ヘルスメイト(正式名称:食生活改善推進員連絡協議会)は、「私達の健康は、私達の手で」をスローガンに、地域の人たちと一緒に“食”を中心とした健康づくり活動をすすめている全国的なボランティア団体です。
地域における健康料理教室の開催、市の保健事業やイベントへの協力などを通じ、生涯に渡る食育の推進と市民の健康づくりを応援する活動を行っています。

活動の詳細はこちら→https://www.city.shibukawa.lg.jp/kenkou/000081/000084/p000328.html







