高校生や大学生と連携して啓発チラシ「ユース世代のためのリプロダクティブ・ヘルス/ライツ」を作成しました
渋川市は、「男女共同参画」や「女性の健康づくり」を推進するため、高校生や大学生と連携して、「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(=「性と生殖に関する健康と権利」)」を周知し、若年層のヘルスリテラシーを高めるためのチラシを作成しました。
啓発チラシ「ユース世代のためのリプロダクティブ・ヘルス/ライツ」
(オモテ面)
(ウラ面)
内容
「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」の基本的な内容のほか、「生理休暇」、「プレコンセプションケア」、「低用量ピル」、「デートDV」などを紹介し、自分のからだの健康と権利について、啓発を図るものです。
作成に当たっては、渋川市内で唯一のユースセンターである「よはく」を運営する一般社団法人ポータルとともに、同センターを利用する高校生及び大学生から希望者を募集し、応募者が有識者の指導のもと作成しました。
規格
Aサイズの三つ折り、カラー・両面印刷
制作
ユースセンターよはく SRHR啓発推進メンバー
「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」の啓発を図るために、若者世代からの主体的かつ多角的な情報発信を進めるため、高校生以上の世代が集う場所「ユースセンターよはく」を運営する一般社団法人ポータルと連携し、同センターを利用する高校生や大学生の中から、企画に参画してくれるメンバーを募集しました。
同メンバーは、群馬大学教授による女性の健康づくりの講義を受け、「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(=「性と生殖に関する健康と権利」)」について理解を深めながら、このチラシを作成しました。
今後も引き続き、「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(=「性と生殖に関する健康と権利」)」の啓発に協力していただきます。
「ユースセンターよはく」について
高校生や大学生などのユース世代が、放課後などに思い思いに好きなことをして過ごせる学校以外の居場所で、令和6年4月に開所しました。
所在地
渋川市渋川1816番地22
開所日
毎週月・水・金曜日(平日)
利用料
高校生以上1日100円
代表者
所長 千明 俊太(電話070-3277-0605)
「一般社団法人ポータル」について
「ユースセンターよはく」に加え、群馬県からの支援のもと「フリースクールぱれっと」を同所で開設するほか、前橋市内でもフリースクールやこども食堂を運営し、子どもの居場所づくりを進めている一般社団法人です。
指導及び監修
林 はるみ氏(渋川市男女共同参画審議会会長)
国立大学法人群馬大学 ダイバーシティ推進センター
教授兼副センター長
「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(=「性と生殖に関する健康と権利」)」について
「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」は、近年「SRHR(=セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、Sexual and Reproductive Health and Rights)」ともいわれ、基本的人権、また生涯を通じた女性の健康支援に関する重要な概念の一つとして認識されています。
リプロダクティブ・ライツ
子どもを産む・産まない、いつ・何人持つか等、性や生殖、生き方に関することを国や宗教や第三者から管理されず自分で決める権利、そのために必要な情報やサービスを得る権利のこと
リプロダクティブ・ヘルス
性や妊娠・出産等にかかわるすべてにおいて、身体的・精神的・社会的に本人の意志が尊重され、自分らしく生きられること