食品ロスを減らそう!
食品ロスってなんだろう?
「食品ロス」とは、まだ食べることができるのに捨てられてしまう食べ物のことを言います。
我が国では、年間約472万トンの食品ロスが発生しており(令和4年度推計)、そのうち半分は家庭から発生しています。
私たちの生活の中で少し気をつけることで、食品ロスは減らすことができます!
ご家庭で食事を作るとき・食べるとき、外食や買い物のときに「もったいない」の気持ちをもって食品ロスを減らしていきましょう!
どのようなときに家庭から食品ロスが発生するの?
- 食べ残し
- 期限切れなどにより直接捨ててしまう
- 食べられるところまで捨ててしまう(野菜の皮を厚く切りすぎるなど)
どうして食品ロスを減らさないといけないの?
環境を守るため
家庭や飲食店などから捨てられた食べ物は、「燃えるごみ」となります。燃えるごみは焼却されますが、その過程で二酸化炭素(CO2)等の温室効果ガスが排出されます。
温室効果ガスがたくさん出されることで、環境に大きな負担がかかり、地球温暖化の進行など、私たちの生活に大きな影響を及ぼします。
食品ロスを減らすことは、ごみを減らすこと。ごみを減らすことは、環境への負担を減らし持続可能な社会の実現につながります。
世界の人口に対応するため
現在、世界では10人に1人、約8億の人々が栄養不足で苦しんでいる状況です。
また、我が国では人口が減少している一方で、世界的に見ると今後人口が急増すると予測されています。
食品ロスに対して何も対策をしなければ、飢餓で苦しむ人々が増えてしまいます。
食品ロスを減らすことは、貧困を減らすことにつながります。
食品ロスを減らすためには?
Let's 3キリ運動!
群馬県では、生ごみの減量や食品ロスの削減を進めるため、ぐんまちゃんの3キリ運動(外部ページに移動します)の取り組みを呼びかけています。
使いキリ
- 買い物に行く前に食材を確認!買いすぎを防ぎましょう!
- 週に1回は「冷蔵庫一掃日」(消費期限が近い食材を使い切る日)を設定しましょう!
食べキリ
- 作った料理を食べきる、または食べきれる量を考えて調理しましょう!
- 食べきれなかった場合は、リメイクをするなど調理方法を工夫しましょう!
- クックパッド消費者庁の公式キッチン(外部ページに移動します)も参考にしてください。
水キリ
- 料理に使えない部分は、洗う前に切り落としましょう!
- 生ごみを捨てるときは、しっかり水切りをしてから捨てましょう!(生ごみの半分以上は水分です)
- 生ごみの水切りについてのページも参考にしてください。
渋川市の食品ロス削減に対する取り組み
「渋川市もったいないの心を持って食品ロスの削減を推進する条例」を策定しています
令和3年4月1日に渋川市もったいないの心を持って食品ロスの削減を推進する条例(以下、「もったいない条例」)を施行しました。
もったいない条例では、市民・事業者・行政が連携して食品ロス削減のための行動をとることが求められています。
渋川市食品ロス削減推進協議会を設置しています
食品ロスの削減や排出抑制には、市民・事業者・行政の連携が重要であることから、当協議会を設置し、意見交換や情報提供等を行っています。
渋川市は全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会に参加しています
全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会とは、「おいしい食べ物を適量で残さず食べきる運動」の趣旨に賛同する地方公共団体により、広く全国で食べきり運動等を推進し、食品ロスを削減することを目的として設立された自治体間のネットワークです。
ごみ減量対策について
渋川市では、ごみ減量対策として、家庭から出た生ごみを堆肥化する処理容器等を購入した人に対し、購入費用の一部を助成しています。
詳しくは、生ごみ堆肥化処理容器等購入補助金制度(新しいウィンドウが開きます)をご確認ください。
生ごみ出しま宣言について
生ごみを堆肥化するなどによって、生ごみを排出しない世帯に対して「生ごみは入っていません袋」の無償配布を行っています。
生ごみを堆肥化することで、ごみ減量や食品廃棄物の資源活用が期待されます。
詳しくは、指定ごみ袋「生ごみは入っていません袋」を無償配布します(新しいウィンドウが開きます)をご確認ください。
もっと知りたい方へ
食品ロスについてもっと知りたい方は下記のサイトをご活用ください。