プラスチックの分別収集に関するQ&A
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- プラスチックのリサイクルに関すること
- 収集に関すること
- プラスチック専用の指定袋に関すること
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出し方に関すること
- Q.惣菜などのパックに付いていた値引きシールは、プラスチックではないため、はがさなくてはいけませんか?
- Q.発泡スチロールなどの大きいプラスチックは、そのまま分別収集に出せますか?
- Q.ホースなどの長さのあるプラスチックは、そのまま分別収集に出せますか?
- Q.まな板などの厚みのあるプラスチックは、分別収集に出せますか?
- Q.錠剤の薬が入っていた容器は、分別収集に出せますか?
- Q.お菓子の袋などで、プラスチック製の袋の内側にアルミコーティングされているものは、分別収集に出せますか?
- Q.プラスチックと他の素材が付いているものは、どのように出せばよいですか?
- Q.二重袋で出せないとは、どのような状態をいうのですか?
- Q.今まで生ごみをビニール袋に入れて、燃えるごみに出していました。これからは、生ごみを捨てる時にビニール袋を使えなくなるのですか?
- 汚れているプラスチックの出し方に関すること
プラスチックのリサイクルに関すること
Q.プラスチックのリサイクルは、いつから行っていますか?
A.令和6年(2024年)4月から、毎月2回の分別収集を開始しています。ただし、全ての地区が同じ収集日ではなく、日程と集積所はお住まいの地区によって異なります。詳しくは、プラスチックの分別収集の地区別日程と集積所(新しいウィンドウが開きます)を確認してください。
Q.プラスチックを分別すると、どんなメリットがあるのですか?
A.事前にプラスチックの分別試験を行い、1年間のプラスチック分別収集量を推計した結果、約630トンになりました。同じ量の燃えるごみが減ることで、清掃センターから出る二酸化炭素の量が減り、処分場へ埋め立てするごみの量を減らすことができます。
Q.素材がプラスチックでできているか、確認する方法はありますか?
A.プラマークの表示がついているものは、プラスチックでできているため分別収集に出すことができます。
また、プラマークの表示がないものでも、素材が「PE(ポリエチレン)」、「PP(ポリプロピレン)」、「PS(ポリスチレン)」などの表示がされているものは、プラスチックでできているため分別収集に出すことができます。
素材がプラスチックであるか分からず、判断に迷うものは、今までと同じく燃えるごみに出してください。ただし、明らかに金属やガラスでできているものは、燃えないごみに出してください。
Q.ペットボトルの出し方も変わりますか?
A.ペットボトルの本体も素材はプラスチックですが、ペットボトルのみで収集することで、再びペットボトルの原料などにリサイクルすることができます。そのため、今までどおり専用コンテナで収集します。
なお、キャップとラベルは、ペットボトルの本体から外して、プラスチック専用の指定袋に入れて出してください。
Q.今まで食品用トレーを捨てる時は、買ったお店の回収ボックスに出していました。これからは、分別収集に出さなければなりませんか?
A.どちらでも出すことができます。
なお、市が行う分別収集に出す場合は、食品用トレーから他のプラスチック製品などにリサイクルされます。
しかし、食品用トレーの回収ボックスを店頭に設置している販売店では、食品用トレーから食品用トレーに同じ製品としてリサイクルする取り組みを行っている店舗もあります。資源を繰り返し使うことができるため、食品用トレーは、なるべく買ったお店の店頭回収に出してください。
収集に関すること
Q.燃えるごみは週2回収集しているのに、なぜプラスチックは月2回だけの収集なのですか?
A.事前にプラスチックの分別試験を行ったところ、2週間程度で1袋の排出が見込まれる結果となりました。この結果や、収集回数を増やした場合の費用対効果などを考慮し、月2回(2週間に1回)の収集が妥当ではないかとの結論に至りました。
なお、ペットボトルはつぶさずに出すようお願いしていますが、プラスチックはつぶした状態で指定袋に入れて出すことができます。
プラスチックは『たちつてと』でコンパクトにしましょう(新しいウィンドウが開きます)のページを参考にしていただき、指定袋のかさを減らしてから出してください。
Q.指定袋ではなく、ペットボトルのようにコンテナで収集しないのですか?
A.ペットボトルは、収集後に清掃センター内で圧縮・梱包の処理をするため、収集時につぶれないよう専用コンテナを使用しています。
プラスチックは、清掃センター内で圧縮・梱包の処理ができないため、別の中間処理施設へ運搬する必要があります。その際に、袋に入っていないと車両からこぼれ落ちたり、飛散してしまうおそれがあることから、指定袋を使って収集することとしました。
Q.プラスチックと燃えないごみなどの収集日が同じ日で、集積所が同じ場合は、指定袋を隣り合わせで置いてよいですか?
A.プラスチックと、燃えないごみや燃えるごみの収集日が同じ場合は、それぞれのごみが分かるように指定袋を離して集積所に置いてください。
プラスチック専用の指定袋に関すること
Q.指定袋ではなく、レジ袋などに入れて分別収集に出せないのですか?
A.燃えるごみを入れた袋と比べて、プラスチックのみを入れた袋は軽くなることが想定されるため、風の影響をどの程度受けるのか事前に検証を行いました。その結果、レジ袋などの小さく重量が軽いものは、集積所から風で飛散してしまうおそれがあることから、一定の重量での排出が見込まれる指定ごみ袋を市が作成し、販売することとしました。
Q.プラスチック専用の指定袋は、燃えるごみと同じように小サイズを販売しないのですか?
A.上の回答と同じ理由で、小サイズ(25リットル相当)の袋では風で飛散してしまうおそれがあることから、プラスチック専用の指定袋については、小サイズを除く大サイズ(45リットル相当)・中サイズ(35リットル相当)の2種類を販売することとしました。
Q.プラスチック専用の指定袋はどこで買えますか?
A.渋川市指定ごみ袋・粗大ごみシール販売店(新しいウィンドウが開きます)で販売しています。ただし、販売店によっては取り扱っていない場合や、在庫がない場合もあります。直接、販売店にお問い合わせいただくか、市役所環境森林課までお問い合わせください。
なお、指定袋の販売価格は、販売店ごとに設定していますが、燃えるごみの指定袋と同等の価格になります。
Q.新たにプラスチック専用の指定袋を購入することで、家庭での費用負担が増えるのではないですか?
A.燃えるごみとして捨てているプラスチックごみを、専用の指定袋に入れて捨てることになり、燃えるごみ指定袋を使う量が減ります。ごみの総排出量は変化しないため、家庭での費用負担は総体的に変わらないと考えます。
出し方に関すること
Q.惣菜などのパックに付いていた値引きシールは、プラスチックではないため、はがさなくてはいけませんか?
A.シールやラベルが付いているものは、リサイクルの過程で取り去ることができるため、はがす必要はありません。簡単にはがせるもののみ、可能な限りはがしてから出してください。
Q.発泡スチロールなどの大きいプラスチックは、そのまま分別収集に出せますか?
A.環境省が定めた分別収集の基準により、長さが50センチメートル以上のものは分別収集の対象外になります。そのため、50センチメートル未満に切断して出してください。
Q.ホースなどの長さのあるプラスチックは、そのまま分別収集に出せますか?
A.上の回答と同じ理由で、長さのあるプラスチックは、50センチメートル未満に切断して出してください。
なお、「カセットテープ」や「ビデオテープ」の大きさは、50センチメートルよりも小さいですが、中に入っているテープは50センチメートル以上の長さがあります。中間処理施設の破砕機に絡まってしまうため、「カセットテープ」や「ビデオテープ」は、燃えるごみに出してください。
Q.まな板などの厚みのあるプラスチックは、分別収集に出せますか?
A.厚みのあるプラスチック(厚さ5ミリメートル程度以上が目安です)は、中間処理施設の破砕機を損傷させるおそれがあるため、分別収集に出すことができません。そのため、厚みのあるプラスチックは、燃えるごみに出してください。
Q.錠剤の薬が入っていた容器は、分別収集に出せますか?
A.プラマークが付いていて、薬が入っておらず、容器だけのものは分別収集に出すことができます。ただし、薬が残ったまま捨てる場合は、リサイクルできないため燃えるごみに出してください。
Q.お菓子の袋などで、プラスチック製の袋の内側にアルミコーティングされているものは、分別収集に出せますか?
A.内側が銀色のアルミでコーティングしてある場合でも、プラスチック素材のものであれば、プラマークが表示されています。その場合、袋の中に中身が残っていなければ、分別収集に出すことができます。
Q.プラスチックと他の素材が付いているものは、どのように出せばよいですか?
A.素材の全てがプラスチックではなく、金属などの素材が混合しているものは、分別収集に出すことができません。今までと同じく、燃えるごみまたは燃えないごみに出してください。
【主な品目例】
- 「プラスチック」+「木」→『燃えるごみ(木製の額縁など)』
- 「プラスチック」+「金属」→『燃えないごみ(金属の付いたハンガー、カミソリ、はさみ、おたま、フライ返しなど)』
- 「プラスチック」+「ガラス」→『燃えないごみ(レンズがガラス製のメガネなど)』
- 「プラスチック」+「電池や電気を使うもの」→『小型家電』または『燃えないごみ』
- 「プラスチック」+「リチウムイオン電池などの小型充電式電池が内蔵されているもの」→『小型家電』
Q.二重袋で出せないとは、どのような状態をいうのですか?
A.二重袋とは、下のイラストのように、ビニール袋やレジ袋の中に他のプラスチックを入れ、それを更に指定袋の中に入れて、袋が二重になっている状態のことをいいます。
中間処理施設では、機械で袋を破いた後に、手作業により汚れているものや異物などを選別します。二重袋になっていると、内側の袋が破けず、選別作業に支障が出てしまいます。そのため、ビニール袋やレジ袋を分別収集に出すときは、中に何も入れずにそのまま指定袋に入れてください。
Q.今まで生ごみをビニール袋に入れて、燃えるごみに出していました。これからは、生ごみを捨てる時にビニール袋を使えなくなるのですか?
A.台所のごみ(生ごみ)の飛散防止などのために、ビニール袋やレジ袋を使うことは問題ありません。その場合は、今までと同じく燃えるごみに出してください。
汚れているプラスチックの出し方に関すること
Q.汚れているプラスチックを出せないのはなぜですか?
A.指定袋の中に汚れたプラスチックが入っていると、汚れが広がり、他のきれいなプラスチックも汚れてしまいます。その結果、リサイクルに支障が出てしまうため、汚れているプラスチックは分別収集に出さないでください。
Q.どのくらい水洗いをしなければなりませんか?
A.ペットボトルを洗って出す時と同じように、水ですすぐ程度に洗ってください。または、ティッシュペーパーなどで汚れを拭き取ってください。
油汚れなど水ですすいでも汚れが落ちないものは、今までと同じく燃えるごみに出してください。お湯や洗剤を使って汚れを落とすよりも、環境に与える負荷が小さくなる場合が多いと思われます。
Q.水ですすいだ後は、乾燥させなければなりませんか?
A.カビや臭いの原因となるため、ペットボトルを洗って出す時と同じように、水を払ってから出してください。ふきんなどで拭き取る必要はありません。
Q.ポテトチップスの袋も中を洗うのですか?
A.食べきった後に袋の中を払って、中身が残っていなければ、そのまま分別収集に出すことができます。
Q.マヨネーズやケチャップなどのチューブ類や、レトルト食品のパックは、分別収集に出さなくていいのですか?
A.チューブ類・詰め替え用容器・レトルト食品のパックは、水ですすいでも汚れが落ちにくいため、今までと同じく燃えるごみに出してください。
下の動画のように、洗って汚れが落ちたものについては分別収集に出すことができますが、リサイクルをするために、必要以上の水や洗剤を使わないことも大事なポイントです。できる範囲で分別してください。
「チューブ類」を分別収集に出すときのポイント(出典元「日本容器包装リサイクル協会」)
「詰め替え用容器・レトルト食品パック」を分別収集に出すときのポイント(出典元「日本容器包装リサイクル協会」)