こどもの定期予防接種
予防接種で防げる病気があります。予防接種に関する正しい知識を身に付け、予防接種で防げる病気は予防しましょう。
赤ちゃんはお母さんから抵抗力(免疫)をもらって生まれてきますが、百日せきでは生後3カ月までに、麻しん(はしか)では生後12カ月までにほとんど自然に失われていきます。保育園・幼稚園、やがて小学校に行くようになると感染症にかかる機会が増えます。流行を防ぐため、予防接種で免疫を獲得することが必要です。
令和6年4月1日から五種混合ワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン(15価)が定期接種化されます
5種混合ワクチン
乳幼児を対象とした百日せき、ジフテリア、破傷風、ポリオの4種混合ワクチンにHib型(ヒブ)ワクチンの成分を加えた「5種混合ワクチン」が定期接種となります。5種混合ワクチン取扱医療機関については実施医療機関一覧をご確認ください。
小児用肺炎球菌ワクチン(15価)
乳幼児を対象とした沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV15)が定期接種となります。これまでの13価のワクチンよりも高い予防効果が期待できます。当面は13価のワクチンも使用できます。取扱ワクチンについては医療機関に直接お問い合わせください。
交互接種について
同一のワクチンで接種することが原則となりますが、やむを得ない事情があると認める場合には、従来のワクチンとの交互接種も可能となります。4種混合ワクチンおよびヒブワクチンの予診票をお持ちの方で5種混合ワクチンの接種を希望する方は、母子健康手帳と予診票を保健センター窓口にご持参の上、接種状況を確認させていただき、5種混合ワクチンの予診票をお渡しします。
定期予防接種の受け方
定期予防接種は、予防接種法により予防接種の種類や対象者、対象期間が定められています(下記「定期予防接種一覧」参照)。
- 予防接種は通年で受けられます。 お子さんの体調の良いときに受けましょう。
- 対象者は、接種当日渋川市に住所があり、定期予防接種一覧の対象者に該当する年齢のお子さんです。
- 実施医療機関に予約の有無等、お問い合わせしてください。
- 予防接種を受けるときは、配布してある予防接種予診票、母子健康手帳、保険証を持参してください。
- 接種費用は対象年齢内であれば無料です。
注意点
- 配布してある予防接種の説明書をよく読んでから受けてください。
- 予診の結果、接種ができなかった場合や、予診票を紛失した場合は、渋川市保健センターで予診票を再交付いたします。母子健康手帳を持参のうえ、渋川市保健センターへ来庁してください。
- 対象年齢から外れた場合は、全額自己負担となります。接種は対象年齢内に受けましょう。
- 他の市町村に転出した場合は、渋川市の予診票は使用できません。転入先の母子保健担当課にご相談ください。